身体づくり(身体の使い方改善)
障がいのあるお子さんお子さんの多くは、緊張が強かったり、不器用だったり、過敏があったりします。私たちも、「今日は、ちょっと頭が痛いなぁ…。」という日は、仕事に集中できません。お子さんも身体の何かが気になると、見る・聞くといった基本的なことや学習、作業に集中できないです。
先ずは、一人一人の身体の気になることを改善していきます。そうすることで、できることが増えたり意欲的に学習や作業に取り組んだりすることができると考えています。
図は、発達のピラミッドです。学校で行う学習は、一番上の「学習や運動の達成」の部分です。その土台となる「感覚」や「姿勢」といったところにアプローチするのが、きりんで行う身体づくりです。
具体的には、触覚・固有覚・前庭覚を整えていきます。過敏が薄れていろいろなものを感じられるようになったり、落ち着いて長い時間座れるようになったり、キャッチボールができるようになったりします。
できることが増えると、新しいことに挑戦したくなります。また、お母さんや周りの大人から褒められることで自己肯定感が高まり、毎日を意欲的に過ごすようになります。
コミュニケーション支援
コミュニケーションが取れるお子さんと難しいお子さんでは、楽しめることや行動範囲が大きく変わってきます。
ことば・かずといった基本的なことも学びますが、その子が今もっている力を使ってコミュニケーション手段を獲得することを進めていきます。話すだけではなく、目線、わずかな指の動き、マカトンサインや手話、写真や絵カード、文字、スマフォ…等、お子さんに合った方法を獲得していきます。
私達は、無意識のうちにたくさんの選択肢の中から自分で決めて行動しています。それは生きる楽しさでもあります。障がいのあるお子さんは、周りの大人が決めたものをすることが多いです。自分で決めることの楽しさを知り、自分で考え自分で行動する人を目指しています。
みんなに「好かれる子」に
たくさんの障がいがあるお子さんとかかわってきて、素直さや笑顔が、私を笑顔にしてくれたり癒されたりし、喜びや次への意欲になっていました。
「きりん」に来てくださったお子さんも、周りの人を幸せな気持ちにしてくれるような人になってほしいと思っています。
できることが増える → 褒められる → 自己肯定感が高まる → 自分から周りの人や物にかかわっていくようになる → 周りの人を幸せな気持ちに
そんな「好かれる子」を目指して、お子さんやご家族の生活が豊かになるよう、何かお手伝いができたらと思っています。
完全個別式1:1の安心感
きりんは、完全個別式1:1の個別指導で安心した療育を行えるよう支援しています。
初回のアセスメント、保護者へのチェック表記入、ヒアリングから、個別のプログラムを作成し、2回目以降の療育を行います。
そして周りの人を笑顔にするような子どもに。
きりんでは、子どもの自己肯定感を高め、毎日を意欲的に生きていく心や気持ちを育んでいきます。
そして、お子さんの笑顔が、周りの人も笑顔にしていくよう支援していきます。